こんにちは。
AZ経営サポート株式会社の東屋です。
親ばかですが、もうすぐ4歳になる息子の記憶力がすごすぎてびっくりします。何気なく言ったことも覚えておりタジタジです。自分は35歳なのですが、記憶力が衰えてきているのを実感しています。覚えようとしないと覚えられなくなってきており危機感を抱いています。
さて今日は民間金融機関と政府系(国)金融機関の違いについてです。少し前に「銀行(借入目線)の種類、付き合い方」というブログを書きました。そこで銀行の種類について以下のように記載しています。
①メガバンク
②地銀
③信金、信組
④公庫、商工
このうち①~③が民間金融機関、④が政府系金融機関です。
これらはどのように異なるのでしょうか。
融資額
これは基本的には民間の方が多いです。なぜかというと政府系金融機関には民業を圧迫しない範囲でという決まりがあるためです。あくまで政府系金融感は補助的な立場で支援することとなっています。そのためメイン行が公庫というのは創業融資などしか行っていない場合以外はないと思っておいてください。
利率
これは一般的には民間の方が低いです。ただし、公庫は機械的に利率を算定するため交渉の余地がありませんが、民間は交渉次第です。とても業績がいい企業などで社長が交渉していない場合、高い利率のまま融資をしてくる民間金融機関もあるので要注意です。
対応
民間金融機関は業績が悪くなれば対応も悪くなり、業績が良くなると対応もよくなります。
これは結局、ノルマの有無によるものかと思います。
民間金融機関はノルマがあるからこそ、業績がいい時には稟議書の内容など銀行員が考え、どうにかして貸そうとしてきます。逆に業績が悪い時は担保を要求してきたり保証協会付きでないと貸せないと言ってきたりします。
政府系、特に公庫は業績が良くてもあちらからどんどん提案があるというわけではありません。(もちろん担当次第ですが。)また、しっかりと運転資金という名目や、設備資金という名目を大事にします。短期資金などは絶対に出してくれません。
しかし、業績が悪い時でも資料などをしっかり作成し、将来の展望など見せることができれば多少利率は悪くとも融資してくれることも多いです。
大切なのはバランス
民間金融機関、政府系金融機関とも良いところも悪いところもあるのですが、大切なのはバランスです。
メイン行だけにしておくと、業績が悪い時に助けてくれなかったら大変なことになります。逆に創業時から政府系だけだと、拡大していくときに大きい金額を引っ張ってこれなくなるかもしれません。
弊社財務サポートでは初回の財務相談は無料となっておりますので、興味ある方はぜひ、下記のメールアドレスまでご連絡いただければと思います。