こんにちは。AZ経営サポート株式会社/税理士事務所の東屋(あずまや)です。
GWですが、今年はどこも行けませんね…
目次
車の話
皆さん車は好きですか?経営者の方は車が好きな方の割合が高い気がします。
弊社のお客様でもフェラーリ、ゲレンデ、シトロエンなどなど。
また法人で営業車を買う方も多いかと思います。そんなとき、普段気にしないような費用があること知っていますか?
会計士の受験時代、車の仕訳の問題が出たとき、
科目 | 補助 | 金額 | 科目 | 補助 | 金額 |
車両運搬具 | プリウス | 1,000,000 | 未払金 | プリウス | 1,000,000 |
という仕訳をきっていましたが、実務ではこんなシンプルな仕訳にはなりません。
論点
論点は2つです。
①どのような費用がかかっており、どのような勘定科目を使用するか。
②消費税課税か非課税か、不課税か。
新車購入時の仕訳の話
車を買ったとき、皆さんは下記のような費用も払っています。
・車本体
・保険料
・手数料
・税金
・リサイクル預託金
車本体は何のことかわかると思いますが、その他は何かわかりますか?
保険料は自賠責等。
手数料は車庫証明等。
税金は取得税や重量税。
リサイクル預託金は車を廃車にするときにかかる費用で、購入時に支払をします。
これらの費用を支払っているので、車購入時の仕訳は下記のようなイメージとなります。(数値、車名は適当です。)
科目 | 補助 | 金額 | 科目 | 補助 | 金額 |
車両運搬具 | プリウス | 1,000,000 | 未払金 | プリウス | 1,24,000 |
保険料 | 100,000 | ||||
支払手数料 | 50,000 | ||||
租税公課 | 70,000 | ||||
預託金 | プリウス | 20,000 |
消費税について
さらにややこしいのでが消費税です。
購入時の仕訳には課税、非課税、不課税すべてが登場します。
車両本体:課税
保険料:非課税
手数料:代行関係は課税、法定費用は不課税
税金:不課税
預託金:不課税
覚える必要はないと思っています
こういうややこしい仕訳、すんなり覚えている人もいるとは思います。
でも人が覚えられることには限界があるので、新車を購入したときは色々費用かかるんやなーくらいでいいかと。
実際仕訳きるときは、ググったり、税理士さんに聞いたらいいんです。
車買って全部の費用を車両運搬具で仕訳することさえなければ笑