こんにちは!税理士の東屋(あずまや)と申します。
このブログはひとり社長で頑張っている方や、これからひとり社長になろうとしている方、法人成りを検討している方に向けての情報発信です。
僕自身ひとり社長のため、創業前にこういうブログがあったら良かったなぁということで始めました。
ひとり社長とは~個人事業主との違い メリット編~
ひとり社長とはその名の通り、ひとりで法人をしている社長のことです。ひとり会社なんて言ったりもします。ひとりなら個人事業主でもいいのではないか?と思われる方もいるので、個人事業主との違いをまとめていきたいと思います。
挙げればいっぱいありますが、個人的に思うメリットを3つほど説明いたします。
①代表取締役と名刺に書ける(社会的信用が上がる)
②稼げば稼ぐほど、個人事業主より税率が有利
③節税策が多い
①代表取締役と名刺に書ける(社会的信用が上がる)
これが一番最初に来て違和感がある方も多いかもしれません。
良く聞くのは後述の②、③が多いかと思います。
ですが、税理士の立場から色々とシミュレーションしてきましたが、法人が有利になるのは結構な稼ぎが必要です。売上1,000万くらいから法人化を検討と書いているサイトも多いですが、社会保険など含めると金銭的なメリットだけ見ると個人事業主のままの方が手残りが多いですよー!とアドバイスすることも多々あります。
ですが、やはり代表取締役、社長と名刺に書いて挨拶できるということは、法人を設立しないと物理的に不可能なわけで、またそのようなことに憧れるのが人間なんだなぁとつくづく面談をしていて感じます。
僕もそのうちのひとりです(笑)
ですので、法人を設立したい!という方には損得は説明したうえで、毎回これを一番最初に説明するようにしています。
②稼げば稼ぐほど、個人事業主より税率が有利
かと言っても、儲けが多くなればなるほど単純に税率は法人が有利です。
個人事業主は所得税ですので、儲けが出れば出るほど税率が上がります。
MAXは所得税率45%となっています。
法人は税率がMAX23.2%です。
その他住民税や事業税などありますが、稼げば稼ぐほど法人の方が税率面では有利になるのは間違いありません。
③節税策が多い
個人事業主ではできない節税策というものがいくつか存在します。
節税とは違うかもしれませんが、法人と代表取締役で所得の分散なども行うことができます。
もちろん法人の財布は、個人の財布とは切り分けないといけませんが、ひとり社長の場合、実質的には同じです。(法人のお金を個人用途で使っても良いという意味ではありません。)
そのため個人より将来的にお金を多く残しやすいとも言えます。
まとめ
このように法人のメリットを3つ挙げさせていただきました。
少しひとり社長に興味がわいてきましたでしょうか?
この記事をご覧いただきありがとうございます。
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